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■ ペットの選び方

同じ屋根の下、生活を共にする新しい家族の一員は、外見や好みだけでなく、その後のことも十分に検討してから選びましょう。何より気をつけたいのが、自分たちのライフスタイルに合った性格であるかどうかということです。どんなに「かわいい・・・」と思っても毎日のことですから、それだけでは後々双方にストレスが生まれかねません。ブームに流されるのではなく、自分のライフスタイルに合ったペットを慎重に選ぶようにしましょう。

<犬の場合>


・住環境

集合住宅に住んでいる場合は、室内飼育に限定されます。そこで、お部屋の広さにもよりますが、サークルやゲージ、その他もろもろの犬用品を置くスペースなどを考えるとあんまり大きくなる犬種は避けたほうがよいでしょう。また、ご近所のことも考え吠えやすい犬種も避けたほうが無難です。一方、一戸建てに住んでいる場合にも、屋外で飼う場合には小屋+ある程度の広さがないと犬にストレスを与えてしまうことになりますので、注意してください。

・家族構成

小さなお子さんがいるご家庭の場合には、子供に対しても穏やかに接することのできる犬種(ゴールデン・レトリバー、ボストン・テリア、パピヨン、グレート・ピレニーズなど)がよいでしょう。子どもは時に思いがけない行動をとります。そんなときにもゆったりとしている犬なら安心です。お年寄りが世話をするのであれば、リードをひっぱったりせず、人懐こい性格の穏やかな犬種(ポメラニアン、フレンチ・ブルドッグ、マルチーズ、パセット・ハウンド、ヨークシャー・テリアなど)がおすすめです。また、一人暮らしや共働きで留守がちな家庭では、自立心が強く、大人しく主人の帰りを待つことのできる忍耐強い犬種(チワワ、イングリッシュ・コッカー・スパニエル、シーズー、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアなど)がおすすめです。

<猫の場合>


・オスかメスか

一般的にオスはおっとりしていて甘えん坊。去勢手術をしないと成猫になってから発情期にスプレーをし始め、オス同士でケンカをして生キズが絶えません。一方メスは、しっかりものでクール。人を寄せ付けない面もありますが、オスより穏やかな性格であまり外へ出たがりません。発情すると鳴き声が大きくなります。いずれにしても、集合住宅や密集した住宅地では、鳴き声、ニオイ、抜け毛がトラブルの原因になりやすいようですので、その点は十分気をつけましょう。また猫の場合は、完全室内飼育で外出をさせなければ、ほとんどトラブルになることはありません。

・短毛種か長毛種か

一般的に、短毛種は活動的な性格の猫が多く、長毛種はおっとりした性格の猫が多いと言われています。飛んだり跳ねたりする活発な猫と一緒に遊びたい人やブラッシングなどのお手入れにあまり時間を割けない忙しい人には短毛種がおすすめです。一方、ふっくらとした毛がぬいぐるみのように愛くるしい猫と静かに暮らしたい人には長毛種が向いています。大人しくやさしく鳴き声も小さいので、今の日本の住宅事情にも合っているといえるでしょう。しかし、長毛種は毛が細く絡まりやすいので、毛玉を防ぐためには毎日のブラッシングと、定期的なシャンプーが必要です。
代表的な短毛種・・・アビシニアン、アメリカン・ショートヘア、オシキャット、シャム、日本猫
代表的な長毛種・・・ソマリ、ペルシャ、ヒマラヤン、メインクーン、ラグドール、ペルシャ・チンチラ


■ お部屋の選び方

すでにペットを飼っていて、お引越しをお考えの方は反対にペットとのライフスタイルに合ったお部屋探しをすることが大切です。


・ペット可のお部屋であることが第一条件

通常、賃貸アパート・マンションでは、賃貸条件としてペット不可となっていますからペットを飼うことはできません。ペット不可の物件でペットを飼うと契約解除や原状回復などでトラブルの原因になりますから、ペットが飼える物件(ペット可物件)を探さなければなりません。ペット可物件は、とかく駅から遠かったり、物件が古かったりしますが、最近ではペット共存の専用マンションも出てきて、共同トイレ、足洗い場等ペットにやさしい設備が整っているものもあります。また、物件によっては、ペットの種類や頭数制限、ペットの面接があったり、敷金3ヶ月で退去時全額償却だったりとペット可物件特有の条件や制限がありますので、あらかじめ不動産屋さんに確認してください。

・お部屋の大きさ

庭付き一戸建てへのお引越しの場合には、大型はもちろん多少騒ぐペットであっても問題ないでしょう。しかし、集合住宅へのお引越しの場合には、庭がありませんから室内で余裕を持って飼えるようペットの大きさにあったお部屋を探すことになります。具体的には、大型といわれる体重20kg以上のペットを飼う場合、ゲージだけでも1.5u以上のスペースが必要となります。したがって、1Rや1DKなどのお部屋で飼うことはまずむずかしいでしょう。体重8kg〜20kg未満の中型のペットであっても、最低1LDK以上のお部屋が望ましいといえます。逆に小型のペットは広さをあまり考えずお部屋選びができます。


・住環境

どんなペットを飼っている場合にも万が一のことを考え、動物病院が近くにあると安心です。犬を飼っている場合には適度な散歩が必要になりますから、近くに公園などお散歩ができる環境であることが望まれます。また猫を飼っている場合、猫は環境の変化に非常に敏感ですから、安住の地が失われるというだけで大変ショックを受けるということを理解してあげましょう。そこで、それまでとあまりにも違った雰囲気のお部屋へ引っ越すことはおすすめできません。猫も安心できるようなお部屋を探してください。

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