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■ ペットのトラブル

ペットを飼うということは、楽しいこともたくさんありますが、反対にきちんとしなければならないことも少なくありません。そういうことを十分理解せずに飼うとペットをめぐる人間同士のトラブルが起きてしまいます。どんなに気をつけていてもトラブルに巻き込まれてしまうこともありますが、できる限りトラブルが起きないよう予防することが大切です。

<ペットにかかる費用>


・犬の場合

最初に犬を迎える準備としてケージやサ−クル、食器、おもちゃ、ブラシ、リードなど必要最低限のドッグ用品をそろえるのに大体2〜4万円かかります。また、医療費は初年度にワクチン接種と狂犬病の予防接種、役所への登録所などで合計約2万5千円前後。また5〜12月までは、蚊を媒体とするフィラリアという病気を予防しなくてはならず、犬のサイズによって異なる薬代と検査費用がかかります。次に食料代ですが、主食であるドッグフードはメーカーによってかなり価格差がありますが、1ヵ月約6千円で年間7万2千円、この他おやつ代やストレス解消用のガム代などがかかります。最後にプードルやヨークシャー・テリアなどトリミングをしなくてはならない犬種は、2〜3ヶ月に一度はトリミング代(小型犬:3〜6千円、大型犬:1〜2万円)がかかることになります。

・猫の場合

猫の生活必需品であるトイレ容器、食器、爪とぎ器、ケージ、ベッドをそろえるのに、おおよそ1〜2万円で、医療費はワクチン接種が4千円〜8千円です。食料代は主食であるキャットフードはメーカーによってかなり価格差がありますが、1ヵ月約5千円で年間6万円です。

<におい>


犬・猫に限らず動物は縄張りを作ります。これは、外敵の侵入を防ぎ、食物を確保し、オスはメスを確保し、種の存続をはかるという生きていくための知恵です。そのためにオスは、さまざまな場所に尿をかけるマーキング(犬)やスプレー(猫)を行なうわけですが、これが苦情の原因になることもあります。とくに猫は、生まれつきとてもきれい好きで体臭はほとんどないのですが、ふん尿のにおいとなると話は別。動物の中でもとくにくさいと言われています。飼い主は慣れてしまってさほど気にならないにおいでも近所の人にとっては迷惑ですので、トイレの場所を工夫したり、しつけをしっかりしましょう。

<鳴き声>


鳴き声も三大ペット公害のひとつと言われ、トラブルを起こす原因になっています。見知らぬ人や車が通るたびに吠える犬や発情期の猫の甲高い鳴き声は近所迷惑です。しつけをしっかりして吠えさせない、また住環境に合わせて不妊・去勢手術を受けさせることも必要です。

<トラブル発生!?>


ご近所からペットの鳴き声がうるさい・悪臭がすると言われた
→大家さんから犬を手放すことを求められる恐れがあります。飼い方が悪く近所や大家さんに迷惑を与えた場合には、ただ飼っていただけでも賃貸借契約を解除されたり、管理規約違反になり、退去しなければならない恐れが大きいでしょう。

ペット禁止のアパートやマンションで内緒で飼っていたのがみつかった
→ペット禁止のアパート・マンションで内緒でペットを飼っていたのが見つかった場合には、ただ飼っていただけでも賃貸借契約違反や管理規約違反になり、退去しなければならないばかりか多大な原状回復費を要求される場合もあります。

散歩中他の犬とケンカになりその犬にケガをさせました
→ペットの飼い主は、ペットが他人を傷つけたり他人の物を壊した場合は、原則として損害賠償責任を負わなければなりません。その範囲は、治療費と慰謝料です。

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