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■ 最低限のしつけ

しつけは、ペットが人間社会で快適に暮らしていくためのルールを教えることです。正しいしつけはペットと人との間に信頼関係を築き、双方にとって快適な生活をもたらしてくれます。また、トラブルを引き起こさないためにも最低限のしつけを行いましょう。

<トイレ・トレーニング>


  1. まず、人目に触れにくい、静かな場所に用意したトイレの場所へ連れて行く。
  2. 「OK、OK」などやさしく声をかけて、排便を促します。
  3. トイレの中でおしっこや糞をしたら、たくさん褒めてごほうびをあたえます。
  4. ペットが尿や糞をしたら、トイレマットやトイレ砂を変えて、清潔なトイレを保ってください。猫や犬は人間をはるかに上回る臭覚の持ち主ですから、不潔なトイレはトレーニングの邪魔になってしまいますし、衛生上もよくありません。

<犬の場合>


・基本のしつけ スワレ・フセ・マテ・コイ

スワレ…しつけの基本姿勢です

  1. おやつを顔の前で見せる
  2. おやつをゆっくり上に上げていき、ペットが腰をおろし始めたら「スワレ」と命令します。
  3. おやつが頭の上のほうまで上がると、ペットは座った姿勢になります。
  4. 子犬がきちんと座ったら、ごほうびを与え、褒めてやります。

フセ・・・これができるとカフェなどを利用することもできます

  1. 犬を座らせたまま、鼻先におやつをさし出し、注目させます。
  2. おやつを地面の方へ下げていき、身体が前かがみになる瞬間に「フセ」と命令します。
  3. おなかが床に密着する状態でじっとしていたら、ごほうびをやって褒めます。

マテ・・・車などに乗せても、ドアを開けた瞬間に飛び出してしまうこともなく安心です

  1. 「スワレ」の姿勢にする
  2. 手のひらを犬の顔の前に向けて、「マテ」と言いながら犬の正面に立ちます。このとき、犬が動こうとしたら、もう一度「マテ」と言いながら手のひらを犬に向け、動きを制します。
  3. 犬が動かなければ、少しずつ後ずさりをして犬から離れます。じっとしていられたら、ほめて、ごほうびを与えます。

コイ…何かの拍子にリードが取れてしまったときこれができれば慌てることはありません

  1. 「スワレ」から「マテ」の姿勢にする
  2. そのままゆっくり後退して距離をあけます
  3. おやつを見せ「コイ」と命令しながらリードを軽く引きます
  4. 犬が近づいてきたら座らせます
  5. 少し間をおいて「オーケー」と解除の合図を出してからごほうびを与え褒めます

※子犬がいやいやではなく進んで命令に従うよう、ごほうびには子犬が喜ぶもの(おもちゃやおやつ)を使います。また、最終的にはごほうびを与えなくても命令に従うようにしなくてはいけないので、徐々にごほうびを減らしていくようにします。

<猫の場合>


そもそも、群れを作って生活をする犬には、もともとリーダーの指示に従う習性がありますが、野生時代に単独生活を送ってきた猫は、自分の身を守るために何事も自分で判断する習性をもつ動物です。そのため、猫にもオテやオスワリを覚える能力はありますが、必要がないことなので覚えようとしないだけなのです。しかし、一つ屋根の下で人と一緒に生活していくためには、猫にもある程度のしつけが必要になってきます。猫も飼い主も快適に暮らすためのルールをつくり、お互いにそれを守ることが大切です。そそうをしないように使いやすいトイレを用意する、あちこちで爪をとがないように爪とぎの場所を提供するなど、言うなれば、飼い主から猫への提案を行っていきましょう。

爪とぎ
猫は古いつめのサヤをはがす、ここは自分の場所であるという跡を残す、ストレス解消、興奮した気持ちを鎮めるなどの理由から爪とぎを行います。これは猫の本能的な習性で、やめさせることはできません。しかし、このしつけを怠ると猫と気に入ったものなら部屋中のものすべてが爪とぎ器と化してしまいます。
解決策@ 市販のものをいくつか試し、もっとも気に入った爪とぎ器を与えるようにする
解決策A 猫がどこか自分の気に入った場所で爪を研ぎ始めたら、すぐに叱って爪とぎ器のところに連れて行く
解決策B 猫が所定の場所で爪をといだら、体をなでながら何度か繰り返して褒めることを続ける

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